j-Chemical〜時よとまれ、夢の技術で

プロガードとは

防臭・防菌・防腐・防虫・防湿・ガスバリア機能を備えたフィルムで国際特許を取得。国連工業開発機関(UNIDO)東京事務所のサステナブル技術普及プラットフォーム(STePP)に登録されています。
プロガードは、アグリビジネスの食料バリューチェーン技術として登録され、SDGsの目標「2 飢餓をゼロに」および「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献が期待されています。

プロガードの特徴

  • 防臭

    防臭

    千葉県警察本部科学捜査研究所と共同研究をし、実験を行いました。
    別素材の服を用い、豚肉を常温保存。8日間計測を行い、毎日袋外に漏れた不排ガスの量を測定しました。その結果、プロガードが圧倒的に防臭効果を発揮し、なんと8日後でも腐敗成分が透過しないことがわかりました。

  • 防腐

    防腐

    千葉県警察本部科学捜査研究所と共同研究をし、実験を行いました。
    別素材の服を用い、豚肉を常温保存し、腐敗の進行速度を観察しました。
    プロガードは封入から2ヶ月後でも外観にはほとんど変化が見られませんでした。

  • 防虫

    防虫

    和服の代表的な害虫ヒメカツオブシムシを、羊毛布と共にプロガードと市販のポリエチレン袋に入れて密封しました。プロガードの羊毛布では、3~4日後にはすでに害虫が死んでいることが観察され、虫食いの痕跡がほとんど見当たりませんでした。ポリエチレン袋のほうは 14日後も生存率が高く、中には蛹化や羽化している個体も観察されました。

    実験:日本環境衛生センター
  • 防菌

    防菌

    プロガードとポリエチレンの2種類のフィルムに大腸菌・黄色ブドウ球菌を接種させ、測定条件を同温度・同時間に設定しその生菌数を測定しました。その結果、どちらの菌においても、プロガードはポリエチレンフィルムの数値より遥かに下回ることがわかりました。

    実験:日本食品分析センター調べ
  • 防湿・酸素遮断

    防湿・酸素遮断

    プロガードと市販のポリエチレン袋の中に脱酸素剤を25個入れて重量を測定し、袋材の酸素透過性を比較しました。市販のポリエチレン袋は1日80mgの酸素を透過していたのに対し、プロガードは酸素をほとんど透過していませんでした。

    実験:日本環境衛生センター
  • 防水

    防水

    プロガードと市販のポリエチレン袋の中に乾燥材(シリカゲル)を10 個入れて水分量を測定。市販のポリエチレン袋は1日100mgの水分を透過しましたが、プロガードでは水分の透過がほとんどありませんで した。万が一の水害時にも、大切なきものを水濡れ、湿気から守ります。

    実験:日本食品分析センター調べ